エビの頭でアメリケーヌソースを作る
車エビの頭を大量にいただいたので、
アメリケーヌソースを作ってみる事にしました。
アメリケーヌソースとはフランス発祥のソースで、
オマールエビの殻にトマトやワイン、香味野菜などを入れて煮込み、
こして作ったオレンジ色のソース。魚介料理やパスタなどによく使われます。
こんなにたくさんのエビの頭・・・。
エビ達の視線に負けず、ソースを作っていきます。
〈材料〉
・エビの頭 30匹分位
・トマト缶 1缶
・水 2カップ
・オリーブオイル 適量
・にんじん 1本
・玉ねぎ 1個
・ねぎの青いところ 2本分
・にんにく 3かけ
・焼酎 80㎖
・塩 適量
・コショウ 適量
・ウェイパー 適量
・砂糖 適量
・水溶き小麦粉 大さじ2杯分
①まずは、人参、玉ねぎ、にんにく、ねぎの青いところをみじん切りにし、
オリーブオイルを入れたフライパンで焦げないよう中火で炒めます。
塩こしょうを適量ふり、野菜に下味をつけましょう。
②鍋にオリーブオイルを適量まわし入れ、中火でエビの頭を炒めていきます。
エビの頭から水分が出てきて香ばしい匂いがしてきたら①で炒めた野菜を
エビの鍋に入れます。
③ここで焼酎を投入。強火にしてアルコール分を飛ばします。
本当は白ワインとブランデーを使うのですが、
日本の我が家にそんなオシャレな酒があるわけないので、
旦那の焼酎をこっそり使います。
アルコール分が飛んだら火を弱めます。
④トマト缶、水を鍋に入れ、強火にかけます。
鍋がふつふつしてきたら、塩、コショウ、ウェイパー、砂糖で味を整えます。
フランスのソースなので、本来コンソメかブイヨンを使うのですが、
アジア圏の我が家にはそれっぽい調味料がウェイパーしかなかったので
そちらで代用します。
⑤ここから30分ほどエビの頭をつぶしながら弱火でコトコト煮込みます。
ここで味見をして塩加減を調整してください。
エビの頭は完膚なきまでに潰しましょう。良いダシがたくさん出ます。
マッシャーがあったら潰す作業がとても楽です。
⑥ある程度煮込んだらザルでこします。 この時出し殻をギュッと押し、
ソースを一滴残らず絞り出してやる・・・という意気込みでこしていきましょう。
⑦こしたソースを再度火にかけ、ふつふつしてきたら水で溶いた小麦粉を入れ、
ゆっくりかき混ぜながらソースにとろみがついたらできあがり。
⑧保存容器に入れて冷ましたあとは冷蔵庫で保存か、
使い切れない場合は冷凍してしまいましょう。
製氷皿で凍らせキューブ状で保存するととても使い勝手が良いです。
面倒くさい作業が多いですが、捨てる所でとんでもなくおいしいソースができます。
エビの頭が大量にある場合、是非お試しください。
アメリケーヌソースを使用した料理は、後日紹介します