アンボイナ

日々のくらしをレポート・おばはんの知恵袋

糖尿病の検査と社会の闇

 

担当の先生に、

「妊婦さんは糖尿になる事が多いので念のため、糖尿の検査をしましょう」

・・・・と、検査を進められました。

 

私自身 太っている事に加え、父が糖尿病に罹患していたこともあり、

さらに高齢出産という事で、検査は必須なのだそう・・・。

しかし、去年もムスメ②の妊娠中に同じ検査をしたので、

「去年やったから今回はやりたくないです・・・。」

・・・・と、やんわり拒否したものの、

いや、やりましょう!!保険適用だから!と、先生・・・・・。

 

なぜ やりたくないかというと、この糖負荷検査(75gOGTT)、

すっごく時間がかかるんです。

血糖値の数値を調べるために、1時間おきに採血をするのですが、

3回の採血があり、最低でも4時間(!)は病院にいなければならないのです。

24週の妊婦が病院のカチカチの椅子で4時間・・・それはもう、地獄です。

去年はこの検査のせいで2,3日は具合が悪くなってしまったため、

今回は何としてでも拒否したい!!と、鋭意抵抗しましたが、

先生の

「う~ん、こまっちゃうなァ~(´‐`)」

・・・・の一言で、観念する事に・・・。がっくり。

 

時間のかかる検査のため、病院に8時30分 着。

患者は暇そうな爺さん婆さんばかり・・・。

日本の医療費が健康な老人によって圧迫されている というニュースを思い出し、

あぁ、こういう事かと納得。社会の闇を垣間見てしまい、朝から複雑な気分。

 

・・・・

まずは採尿、採血しに行きます。

検査のため、前日の21時以降からごはんを食べられず、水分もあまり取れません。

採血のすっごい かわいい先生に、

「ウフフ、血、ドロドロですねぇ~(笑)」

・・・・などといわれる始末。

なぜかドキドキしてしまいます。変態プレイみたい。35歳にして新境地。

 

その後、産科に行き、いつものように体重と血圧を測ってから

空腹時経口ブドウ糖負荷検査が始まります。

サイダーのような甘い炭酸飲料を飲み干すのですが、

 

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12時間ほとんど飲まず食わずの空腹状態の所にこのサイダー、

すっごくおいしい(笑)

味は三ツ矢サイダーをさらに甘ーくした感じ。

炭酸きつめなのは甘い物苦手な人のためだと思われます。

その後1時間待機し、飲み干してからキッチリ1時間後に採血。

非常に待ち時間が苦痛です。

いつもならこの時間帯は、渡鬼の再放送みながらゴロゴロできる

至福の時間だってのに・・・。

暇すぎて、ふと、他の患者さんを見ると 外国人夫婦が目立ちます。

患者の半数は外国人・・・・。(中国2、中東系1、韓国1)

去年もそれなりにはいましたが、今年は異常に多いような気がします。

日本は出産費用が安く一時金などももらえるので、

わざわざ日本で産む外人が増えていると聞いた事がありますが、

この現状を見ると、外国人の出産が増えているだけで 実際は

肝心な日本人の出生率は上がってないんじゃないかと思ってしまった。

 

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・・・・

そんなこんなで社会の闇を垣間見つつ、

3回目の採血も終わり、結果発表。

 

負荷血糖前 89 (92)

  60分 150 (180)

 120分 98 (153)

 

カッコ内の数値より低ければ問題ないそうで・・・

結局は問題なし・・・・。

その代わり、貧血がひどいとの事で薬が処方されました。

8時半に病院に着いて家に帰れたのは14時半!!

 

翌日きっちり具合が悪くなり、熱も出て散々でした・・・・・。

安心を買う とかよく言いますが、検査で具合悪くなっちゃうんじゃ本末転倒。

みなさんも健康管理励行しましょう・・・・・・。