アンボイナ

日々のくらしをレポート・おばはんの知恵袋

痔瘻になる④〈肛門周囲膿瘍手術〉

医師より「痔瘻」と「肛門周囲膿瘍」の診断を受け、

ここからさらに非情な宣告が続く・・・。

 

先生:で、今日は腫れてるところに膿が溜まっているので、

   それを出してやる手術をしますからね。

私:手術はすぐできるもんなんですか?

先:ええできます。ただね・・・、

 すごく痛いです。

私:すっ、すごく痛いんですか?

先:えぇ。局所麻酔をしておしりをメスで切ってそこから膿を出しますからね。

  痛いですよ。

私:ヒィィ~・・・でも麻酔してくれるんですよね!?

先:麻酔はもちろんします。麻酔しなければそれはもう激痛です。

  麻酔有は麻酔なしの3割位の痛さです。

私:なっ、何ですかぁ~。3割って・・・

先:膿を出せば楽になりますから頑張りましょう!(爽やかな笑顔)

 

ここで痛み止めの座薬を入れてもらい待つこと10分処置室に呼ばれる・・・

 

看護師:ではここにさっきの診察のように寝てお待ちください。

私:ハッ、ハイィ・・・。

看:用意できましたね~ではこのタオルを握ってて下さい。

 すごく痛いですからね~(^∀^)

私:うおぉ・・・怖いよ~~~~~~~~!!!!!!!!!

 

先生だけならまだしも白衣の天使看護師さんにも脅かされる始末・・・。

しかし出産を3回経験してある程度痛みには耐性があるので、

大丈夫だ、陣痛よりは痛くないはず!!

・・・と自らを励ます。

 

先:準備できましたね~では始めましょうか~。

心なしか先生の声もデカくなっている・・・一体何が始まるんだ(ガクガクブルブル

 

先:じゃあいきま~す。

ザクッ

私:ギギギ・・・

 

ワタクシ、いままで散々痛い経験をしてきましたが、

これは結構レベルの高い痛さ。骨折の次くらいに痛いかもしれない・・・。

しかし、声出すと恥ずかしいから必死に押し殺す。だって大人だもん!!!

 

先:今ね~膿を絞り出してますからね~

  ちょっと痛いですよ~~~~

私:グワ・・・ヒッヒッフウ~、ヒッヒッフゥ~

 

無意識のうちにラマーズ法で痛みを逃す(笑)

痛い時、苦しい時、呼吸法ほんと大事。

 

先:もうちょっと切るからね~ごめんなさいね~~~~~

 

ザクッザクッ

 

私:ハッハッハッハッ←赤子が出る寸前のいきみ逃し呼吸法

 

先:はいっ!もう痛い事終わったからね~ 

  ごめんなさいね~~~~~!!!!

 

先生、めっちゃ声デカイ・・・

 

私:てんてー・・・・

先:はいっ何ですか?大丈夫ですか?

私:なんか・・・すいませんー・・・・・(衰弱)

先:いいんですよ~~!仕事ですからね~~~~~!!

 

なんていい人なんだ・・・

おばはんのおケツの汚い膿を搾り取って気まで遣ってくれるんですよ。

皆さん痔になったら是非浅草のASKクリニックに行ってください。

 

 

次回に続く・・・

痔瘻になった③〈肛門科デビュー〉

ようやく一晩明け、痛みは治まらず膿胞はさらに大きくなっていた。

これはいよいよヤバイ。

爆発する。

朝一で診療してもらおうと、とりあえずおケツを洗うためにシャワーを浴びる。

患部を確認すると昨日は5㎝位の膿胞が8㎝位に成長しているではありませんか!

ヤバイヤバイヤバイヤバイ

昨夜の膿胞内でのバイ菌のパーティーは相当盛り上がったようだ。

診療は9時半からなので息も絶え絶え朝ごはんを作る。

 

ごはん、みそ汁、納豆、生卵、以上。

 

もう目玉焼きすら作れない。

片づけも放棄。無理無理無理。

少し早いが病院へ向かうことに・・・。

 

家の前で病院までどうやって行こうか悩む。

バスの時間を見ると今しがた行ったばかりの模様。

タクシー乗るほどの距離でもないし第一もったいないので乗りたくない。

意を決して自転車に乗るも、おケツが痛くて座れない・・・。

仕方ないので立ちこぎで2キロ先の病院まで行くことに。

道中特にハプニングもなく無事到着。

病院に入ったら診療時間前だというのにもうすでに5人も待っていた。

初診なのでアンケートを書いて待つこと40分・・・

ようやく名前が呼ばれた。

 

先生:「こんにちは今日はどうされました?」

私:「こんにちは。なんだかおしりが腫れてまして・・・」

先:「えっ!?じゃあ早速見せてください。おしりを出して診察台に横向きに
   体育座りするように寝てください」

 

先生はおしりを見せるのが申し訳なくなる位、

爽やかでちょっとイケメンで優しそうな感じ。

・・・などと言ってる場合ではなく、

言われた通りズボンを膝まで降ろし診察台上で体育座りで寝る・・・

実に情けないポーズだがもはや恥ずかしがってる状況ではない。

 

先:あーこれはひどい

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この「どうしてこんなになるまで放っておいたんですか?」と

「なんでもっと早く病院に来なかったんですか?」というフレーズは

病院に行くたび聞いているような気がする。

 

私:っす、すいません・・・・。

先:じゃあちょっと触診しますよ。おしりに指が入ります。ごめんなさいね~

私:ほげっ

 

尻の穴に指を入れられるのは初めての経験で、

なおかつおケツが炎症を起こしているためとっても痛かった。泣いちゃうかと思った。

 

先:ちょっとカメラ入れますね~

私:ヒィー

先:あ~やっぱり痔瘻ですね~。

私:えぇ~(´Д`;)

 

ここで痔瘻確定。受け入れがたい事実・・・。

 

先:ではズボンをはいて下さい。これから説明しますからね。

 

いそいそとズボンをはき説明を受ける。

先生が痔の小冊子を出し、

あんたは「肛門周囲膿瘍+痔瘻」ですよとの事。

 

肛門周囲膿瘍?

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ナニソレェ・・・

 

 

次回に続く・・・